高知市の産後ケア助成ガイド|同じ課税世帯でも金額が2段階

高知市の産後ケア、うちは課税世帯だからいちばん高い金額よね。

とはかぎりません。課税世帯のなかでも、2段階に分かれています。
結論からいうと、高知市は自己負担額が4段階に分かれています。
多くの自治体が「課税/非課税/生活保護」の3段階なのに対し、高知市は課税世帯をさらに2つに分けています。
所得割も均等割もかかっている世帯と、均等割だけの世帯。後者のほうが安くなります。
泊まりは1泊が1回で5,000円(均等割のみなら4,000円)。日帰り2,500円、訪問1,500円。非課税世帯・生活保護世帯は無料です。
このページでは、4段階の金額と11か所の施設、8回の使い方をまとめました。
お住まいの市区町村を選ぶだけで、産後ケアの自己負担額の目安がその場でわかります(全国47都道府県・東京都内の市区町村に対応)。
高知市の産後ケアの自己負担額
高知市の金額は施設によって変わりません。世帯の課税状況で4段階に分かれます。
| 利用タイプ | 課税世帯<br>(所得割・均等割) | 課税世帯<br>(均等割のみ) | 非課税世帯 | 生活保護世帯 |
|---|---|---|---|---|
| 宿泊型 (1泊=1回) | 5,000円 | 4,000円 | 無料 | 無料 |
| 通所型 (日帰り) | 2,500円 | 2,000円 | 無料 | 無料 |
| 訪問型 (自宅に来てもらう) | 1,500円 | 1,000円 | 無料 | 無料 |
(出典:高知市公式サイト「産後ケア事業」。最終確認日:2026年7月)
宿泊型は「1泊=1回」として数えます。1泊2日で泊まれば1回分、5,000円です。2泊すれば2回分になります。

全部で何回使えるの?
訪問型・宿泊型・通所型を合わせて8回までです。ほかの自治体が5〜7回のところが多いので、高知市は少し多めです。
ふたご・三つ子の場合、2人目以降の追加負担はありません。人数が増えても払う金額は同じです。
対象は、高知市に住民票がある出産後1年未満のお母さんと赤ちゃんです。
同じ「課税世帯」でも、金額が2段階に分かれます
高知市の特徴がここです。「課税世帯」がひとくくりになっていません。
均等割:所得の大小にかかわらず、一定額かかる部分
所得割:所得に応じてかかる部分
高知市は、「所得割もかかっている世帯」と「均等割だけの世帯」で金額を分けています
所得が低めで、均等割だけがかかっている世帯は、非課税ではないけれど所得割はかからない、という状態です。
この世帯は、課税世帯のなかでは安い側の金額になります。
| 利用タイプ | 所得割・均等割 | 均等割のみ | 差額 |
|---|---|---|---|
| 宿泊型(1泊) | 5,000円 | 4,000円 | −1,000円 |
| 通所型 | 2,500円 | 2,000円 | −500円 |
| 訪問型 | 1,500円 | 1,000円 | −500円 |
8回すべて泊まりに使った場合、40,000円と32,000円。8,000円の差になります。

うちがどっちなのか分からないんだけど。
住民税の通知書(納税通知書や特別徴収税額の決定通知書)を見ると分かります。「所得割額」の欄が0円なら、均等割だけの世帯です。
分からないときは、申請のときに市に確認してください。わざわざ高いほうで払う必要はありません。

産休・育休に入って収入が下がった年は、所得割がかからないことがあります。「うちは課税世帯だから」と決めつけないでください。
非課税世帯・生活保護世帯は、どの型でも無料です。8回すべて使っても0円になります。
高知市で使える産後ケア施設
使えるのは11か所。泊まれるのが5か所、日帰りが10か所、訪問は高知県助産師会が担当します。
住所をタップすると地図が開きます。
泊まれる施設(5か所)
| 施設名・場所・連絡先 | 使えるケア・補足 |
|---|---|
| Sora助産院 高知市介良乙3081-2 電話番号の公表なし | 泊まり/日帰り 連絡はLINE(sorajyosaninn)のみ(電話番号の公表なし) |
| いのち育みサポート はぐあす 高知市朝倉甲303-10 088-855-5740 公式サイト | 泊まり/日帰り |
| アニタ助産院 高知市長浜3番地 088-841-3000 公式サイト | 泊まり/日帰り 市の資料には090-9774-6722も併記 |
| 助産院なないろ高知 高知市介良乙2661-7 088-855-7719 公式サイト | 泊まり/日帰り 公式サイトには携帯090-3851-0077も併記 |
| 高知赤十字病院 高知市秦南町1丁目4-63-11 088-822-1201 公式サイト | 泊まり/日帰り |
病院で泊まれるのは高知赤十字病院、あとは助産院です。アニタ助産院・いのち育みサポート はぐあす・Sora助産院・助産院なないろ高知の4か所が助産院系になります。
日帰り・訪問の施設(6か所)
| 施設名・場所・連絡先 | 使えるケア・補足 |
|---|---|
| このは助産院 高知市長浜3番地 090-1006-1390 公式サイト | 日帰り 長浜3番地は産後ケアの会場とみられます(事業所の住所は別) |
| 一般社団法人高知県助産師会(訪問型産後ケア) 高知市内(訪問型のため個々の助産師の事業所固定住所の公表なし。会員助産師が利用者宅を個別訪問) 電話番号の公表なし 公式サイト | 訪問 訪問型は高知県助産師会の会員助産師が担当 助産師ごとの電話番号は市の「訪問型産後ケア対応助産師一覧」に掲載 |
| 助産院はぐはぐ 高知市長浜3番地 080-1707-8287 | 日帰り |
| 国立病院機構高知病院 高知市朝倉西町1丁目2-25 088-844-3111 公式サイト | 日帰り |
| 小梅助産院 高知市長浜3番地 080-2975-7436 公式サイト | 日帰り 長浜3番地は産後ケアの会場とみられます(事業所の住所は別) |
| 産前産後ケアサロンnyuwa 高知市福井町 電話番号の公表なし | 日帰り 連絡はLINE(@236jrswj)のみ(電話番号の公表なし) |
日帰りができる施設は10か所あります。実施日や受け入れの体制は施設ごとに違うので、予約のときに確認してください。
「高知市長浜3番地」に複数の助産院が登録されています。このは助産院・小梅助産院・助産院はぐはぐ・アニタ助産院です。産後ケアを行う会場として使われているとみられます。

同じ住所でも、対応する助産師さんは別です。予約は施設ごとの連絡先へどうぞ。
訪問型は、高知県助産師会の会員助産師さんが自宅に来てくれます。月〜金の9〜17時(祝日・年末年始をのぞく)です。
助産師さんごとの電話番号は、市の「高知市訪問型産後ケア対応助産師一覧」に載っています。市公式ページから確認できます。
お住まいの市区町村を選ぶだけで、産後ケアの自己負担額の目安がその場でわかります(全国47都道府県・東京都内の市区町村に対応)。
申し込みの流れ
高知市は妊娠5か月(16週)から申請できます。産後に申し込むこともできます。
妊娠5か月(16週)以降、または産後に申請します。方法は窓口・郵送・電子申請の3つから選べます。
所得割がかかっているかどうかで金額が変わります。分からないときは市に確認してください。
使いたい施設へ連絡します。訪問型は、市の助産師一覧から近い方を選びます。
自己負担額を支払います。8回まで、型は自由に組み合わせられます。

妊娠16週って早くない?
早いですが、そのぶん産後にあわてなくて済みます。申請だけ先に済ませて、使う日はあとから決められます。
キャンセル料についての記載は、市の公式ページにありません。予約のときに、その施設の条件を確認してください。
高知市 産後ケア事業の担当課(母子保健の担当)
訪問型対応助産師の一覧・電子申請の入口は市公式ページから確認できます
よくある質問
- Q. いくらかかりますか?
-
A. 4段階に分かれます。課税世帯(所得割・均等割)は宿泊型1回5,000円・通所型2,500円・訪問型1,500円。課税世帯(均等割のみ)は4,000円・2,000円・1,000円。市民税非課税世帯と生活保護世帯は無料です。
- Q. 「均等割のみ」とはどういう世帯ですか?
-
A. 市民税のうち所得割がかからず、均等割だけがかかっている世帯です。住民税の通知書で「所得割額」が0円なら該当します。産休・育休で収入が下がった年に当てはまることがあります。
- Q. 何回まで使えますか?
-
A. 訪問型・宿泊型・通所型を合わせて8回までです。宿泊型は1泊を1回として数えます。
- Q. ふたごだと料金は上がりますか?
-
A. 上がりません。多胎児の場合、2人目以降の追加自己負担はありません。
- Q. いつから申し込めますか?
-
A. 妊娠5か月(16週)以降、または産後に申請できます。窓口・郵送・電子申請のいずれかで手続きします。
- Q. 訪問はどうやって頼みますか?
-
A. 高知県助産師会に所属する助産師さんが担当します。助産師さんごとの電話番号は、市の「高知市訪問型産後ケア対応助産師一覧」に掲載されています。
まとめ
高知市の産後ケアは、8回と回数が多めで、施設も11か所あります。
まず確認してほしいのは、自分の世帯がどの段階にあたるか。「課税世帯」でひとくくりにせず、所得割がかかっているかを見てください。
自己負担は4段階 課税世帯も「所得割あり」と「均等割のみ」で分かれる
合わせて8回まで 宿泊は1泊=1回・多胎でも追加負担なし
妊娠5か月(16週)から申請できる 窓口・郵送・電子申請から選べる

訪問1,000〜1,500円で来てもらえます。8回のうち何回かは訪問にあてておくと、しんどい日を乗り切れます。
四国のほかの市では、松山市の産後ケア助成ガイドもあわせてどうぞ。

