杉戸町の産後ケア助成ガイド|訪問先は町が決める。月齢の条件も型で違う

杉戸町の産後ケア、来てもらう助産師さんは自分で選べるの?

訪問型は原則、町が事業者を選びます。指名はできないと思っておいてください。
結論からいうと、杉戸町のアウトリーチ(訪問)型は、事業者を原則として町が選びます。公平・公正に使ってもらうため、と公式に書かれています。
料金は課税世帯で宿泊型5,400円/回(日)、デイサービス型3,000円/回、訪問型は初回1,400円・2回目以降1,000円。非課税世帯は半額前後、生活保護世帯は無料です。
対象の月齢が型で違います。訪問型は産後1年未満まで、宿泊型とデイサービス型は原則、産後4か月未満まで。
回数は3つ合わせて7回まで。宿泊は1泊2日で2回分を使います。
このページでは、数え方と月齢の条件、そして見落としやすいキャンセル料についてまとめました。
お住まいの市区町村を選ぶだけで、産後ケアの自己負担額の目安がその場でわかります(全国47都道府県・東京都内の市区町村に対応)。
杉戸町の産後ケアの自己負担額
杉戸町の料金は課税世帯・非課税世帯・生活保護世帯の3段階です。多胎のお子さんには宿泊型648円・デイサービス型200円の加算があります。
| 利用タイプ | 自己負担のめやす | 加算・減免 | 利用できる回数 |
|---|---|---|---|
| 宿泊型 | 宿泊型 1回(日)あたり5,400円(1泊2日10,800円・課税世帯) | 住民税非課税世帯2,700円/多胎児による加算648円/生活保護世帯は無料 | 3つの型を合わせて7回まで(1泊2日は2回、2泊3日は3回と数える) |
| 通所型(日帰り) | デイサービス(通所)型 1回 3,000円(課税世帯) | 住民税非課税世帯1,500円/多胎児による加算200円/生活保護世帯は無料 | 3つの型を合わせて7回まで |
| 訪問型 | アウトリーチ(訪問)型 初回1,400円・2回目以降1,000円(課税世帯) | 住民税非課税世帯は初回700円・2回目以降500円/生活保護世帯は無料 | 3つの型を合わせて7回まで |
(出典:杉戸町公式サイト「産後ケア事業」。最終確認日:2026年8月)
住民税非課税世帯は宿泊型2,700円・デイサービス型1,500円・訪問型は初回700円/2回目以降500円。生活保護世帯は3つとも無料です。1月1日の時点で住民登録が杉戸町以外だった方は、非課税世帯であることがわかる書類が必要になります。
アウトリーチ(訪問)型=産後1年未満まで。いちばん長く使える
宿泊型・デイサービス(通所)型=原則、産後4か月未満まで(対象月齢は施設によって違う)
泊まりたいなら産後4か月までが勝負。あとから決めると選択肢がなくなる
令和8年3月31日までに利用決定通知書が交付されている方は回数が違うため、保健センターへの確認が必要
訪問型の事業者は原則、町が選ぶ
杉戸町で先に知っておきたいのは、アウトリーチ(訪問)型の事業者を選ぶのは町だということです。
公式には「公平・公正な産後ケア事業の利用のため、事業者の選択は原則、町が行う」と書かれています。口コミで見つけた助産師さんを指名する、という使い方はできません。
そのかわり、自分で空きを探して電話をかける手間はありません。申請を出せば、保健センターが施設と日程を調整して連絡してくれます。
自宅の駐車場を1台分あけておく。確保できないとコインパーキング代を別に請求される場合がある
事業者は町が決めるので、施設の指名はできない。そのぶん探す手間はゼロ
訪問型は産後1年未満まで使える。宿泊・通所が終わったあとの受け皿になる
訪問型の実施施設は高野台平屋の家(杉戸町茨島)とかめまま田島助産所(幸手市)の2か所
宿泊型とデイサービス型は施設を選べますが、こちらは原則、産後4か月未満まで。春日部市立医療センターは生後2か月未満までと、さらに短くなっています。
つまり杉戸町は「泊まりは早めに、訪問は長く」という組み立てになります。産後すぐに宿泊や通所で体を戻し、そのあとを訪問でつないでいく形です。
食事代などの実費は、非課税世帯・生活保護世帯もかかる。利用料が無料でも0円にはならない
キャンセル料は理由を問わず事業者が集める。町は一切関与しないので、体調不良でも免除されるとは限らない
多胎のお子さんは宿泊型648円・デイサービス型200円の加算がある(訪問型の加算は記載なし)
キャンセル料の金額は事業者ごと。予約するときに一緒に聞いておくと後で困らない
杉戸町で使える産後ケア施設
杉戸町の実施施設は型によって分かれています。町内にあるのはアウトリーチ型の「高野台平屋の家」(杉戸町茨島)だけで、あとはすべて町外です。
宿泊型=山王クリニック(白岡市)・春日部市立医療センター・分娩館医院(春日部市)・丸山記念総合病院(さいたま市岩槻区)・成田レディスクリニック(蓮田市)・助産院母魂(春日部市)・ざくろの木助産院(久喜市)
デイサービス型=山王クリニック・分娩館医院・丸山記念総合病院・成田レディスクリニック・助産院母魂・ざくろの木助産院
アウトリーチ型=高野台平屋の家(杉戸町茨島)・かめまま田島助産所(幸手市)
ざくろの木助産院(久喜市)だけ生後12か月未満まで。上のお子さん(小学3年生まで)も一緒に利用できる
受け入れ月齢は多くが生後4か月未満で、春日部市立医療センターは生後2か月未満まで。産後半年を過ぎてから泊まりたい場合、選べるのはざくろの木助産院になります。
住所をタップすると地図が開きます。
お住まいの市区町村を選ぶだけで、産後ケアの自己負担額の目安がその場でわかります(全国47都道府県・東京都内の市区町村に対応)。
申し込みの流れ
申請だけなら出産前にできます。実際に使えるのは出産後からです
提出のときに産後の様子を聞き取られます
郵送で届きます。ここで使える回数が確定します
日程調整は町がやってくれるので、自分で予約を取る必要はありません
利用料のほかに食事代などの実費がかかります。訪問のときは駐車場の用意を忘れずに
杉戸町 保健センター(申請と日程調整の窓口)
令和8年3月31日までに利用決定通知書を受け取っている方は、使える回数が違う。必ず確認を
キャンセル料は事業者が決めて集める。町は関与しないため、事業者への確認が必要
よくある質問
- Q. 訪問してくれる助産師さんは選べますか?
-
A. 原則として町が事業者を選びます。公平・公正な利用のため、と公式に書かれています。日程は保健センターが調整して連絡してくれます。
- Q. 産後半年ですが泊まれますか?
-
A. 宿泊型とデイサービス型は原則、産後4か月未満までです。生後12か月未満まで対応しているのはざくろの木助産院(久喜市)です。訪問型なら産後1年未満まで使えます。
- Q. 何回まで使えますか?
-
A. 宿泊型・デイサービス型・アウトリーチ型を合わせて7回までです。宿泊型は初日と最終日をそれぞれ1回(日)と数えるので、1泊2日なら2回、2泊3日なら3回を使います。
- Q. 双子だと料金は変わりますか?
-
A. 多胎児の加算として宿泊型648円、デイサービス型200円がかかります。訪問型の加算は公式に記載がありません。
- Q. キャンセルするとどうなりますか?
-
A. キャンセル料は理由を問わず事業者が徴収し、町は関与しません。非課税世帯や生活保護世帯も対象です。金額は事業者に確認してください。
- Q. 訪問のときに用意するものはありますか?
-
A. 自宅の駐車場です。確保できないと、コインパーキング代を別に請求される場合があります。
- Q. いつから申し込めますか?
-
A. 妊娠28週以降から申請できます。実際に利用できるのは出産後からです。
まとめ
杉戸町は訪問型の事業者を町が選ぶかわりに、申請から日程調整まで町が動いてくれます。自分で施設を探す体力が残っていない時期には、この形はありがたいものです。
泊まりたいなら産後4か月まで、そのあとは訪問で1年まで。先に地図を持っておけば、しんどくなってから慌てずにすみます。
課税世帯で宿泊5,400円/回(日)・デイサービス3,000円/回・訪問は初回1,400円/2回目以降1,000円。3つ合わせて7回まで
訪問型の事業者は原則、町が選ぶ。指名はできないが、日程調整を任せられる
宿泊・通所は産後4か月未満まで、訪問は1年未満まで。泊まりは早めに動く

