富山市の産後ケア助成ガイド|市が直営する応援室だけ料金が別立て

富山市の産後ケア、調べたら金額が2種類出てきて混乱してる…。

正解です。ふつうの委託施設と、市が直接やっている「産後ケア応援室」で料金がまったく別なんです。
結論からいうと、富山市の産後ケアには料金表が2つあります。
病院・助産院などの指定機関を使うときは、1泊2日7,200円・日帰り6時間3,000円・訪問1,000円。これが基本の料金です。
いっぽう市が直接運営する「産後ケア応援室」(富山市まちなか総合ケアセンター内)は、宿泊24時間8,200円・日帰りは時間帯ごとに2,100〜5,600円と、まったく別の体系になっています。
応援室は産後4か月までの母子限定で、上のお子さんを連れての利用はできません。
このページでは、2つの料金表の違い・15か所の施設・電子申請の流れをまとめました。
お住まいの市区町村を選ぶだけで、産後ケアの自己負担額の目安がその場でわかります(全国47都道府県・東京都内の市区町村に対応)。
富山市の産後ケアの自己負担額
指定の産科医療機関・助産所を使うときの料金です。どの施設でも同じ金額です。
| タイプ | 自己負担額 | 使える回数 |
|---|---|---|
| ショートステイ(1泊2日・食事つき) | 7,200円 | 1回あたり6泊まで |
| デイケア 6時間(食事つき) | 3,000円 | 週2日まで |
| デイケア 4時間(食事なし) | 2,000円 | 週2日まで |
| アウトリーチ(訪問・2時間) | 1,000円 | 3回まで |
(出典:富山市公式サイト「産後ケア事業」。最終確認日:2026年7月)
対象は富山市内に住所がある、出産後1年未満(赤ちゃんの1歳の誕生日の前日まで)の母子です。医療行為が必要な方は対象外になります。

上の子を連れて日帰りに行ってもいい?
未就園のきょうだいを連れて行けるのは、吉本レディースクリニックと富山赤十字病院のデイケアだけです。
その場合は追加料金がかかります。4時間なら+1,000円、6時間なら+1,500円です。
住民税非課税世帯・ひとり親世帯・生活保護世帯は自己負担額が減額されます。ただし減額後にいくらになるかは公式ページに書かれていません。あてはまる方は、申請のときに市へ確認してください。
里帰り中の利用や市外での利用は、申請の方法も自己負担額も変わります。こちらも市への問い合わせが必要です。
市が直接やっている「産後ケア応援室」は料金が別
富山市には、市が直接運営する産後ケアの場所があります。富山市まちなか総合ケアセンターの中にある「産後ケア応援室」です。
ここだけは、上の料金表がまったく当てはまりません。
| 使い方 | 時間 | 自己負担額 |
|---|---|---|
| 宿泊 | 24時間(3食つき) | 8,200円 |
| 日帰り(1日) | 9:30〜19:00(2食+間食) | 5,600円 |
| 日帰り(午前) | 9:30〜13:00(1食+間食) | 2,100円 |
| 日帰り(午前〜午後) | 9:30〜15:30(1食+間食) | 3,400円 |
| 日帰り(午後) | 13:00〜19:00(1食+間食) | 3,500円 |
(令和8年4月1日の利用分から。出典は富山市公式サイト)

午前だけの2,100円は、市内でいちばん軽く使える産後ケアです。「半日だけ休みたい」に合います。
時間帯で細かく選べるのが応援室の良さです。丸一日は気が重い、でも午前中だけ横になりたい。そんなときに使えます。

じゃあ応援室を中心に考えればいいのかな。
2つだけ、先に知っておいてほしい制限があります。
対象は産後4か月まで(指定機関は1歳の誕生日前日まで使えます)
きょうだいの利用はできません
訪問(アウトリーチ)の設定はありません。家に来てほしいときは指定の助産院へ
産後4か月を過ぎたら、応援室は使えなくなります。長く使いたい方は、最初から指定機関のほうを軸に考えてください。
非課税世帯・ひとり親世帯・生活保護世帯の減額は、応援室にもあります。こちらも減額後の金額は公表されていません。
富山市で使える産後ケア施設
指定の委託先は15か所です。市内が13か所、立山町と上市町に1か所ずつあります。
これに加えて、市直営の産後ケア応援室(富山市まちなか総合ケアセンター内)が使えます。
住所をタップすると地図が開きます。
泊まれる施設(4か所)
宿泊ができるのは病院・クリニックの5か所だけです。1回あたり6泊まで泊まれます。
| 施設名・場所 | 使えるケア |
|---|---|
| なかしま産婦人科 富山市町村2丁目70 076-424-8800 公式サイト | 宿泊/日帰り(6時間) |
| 吉本レディースクリニック 富山市羽根511-1 076-422-2000 公式サイト | 宿泊/日帰り(4時間・6時間) |
| 富山市民病院 富山市今泉北部町2-1 公式サイト | 宿泊/日帰り(4時間) |
| 富山赤十字病院 富山市牛島本町2丁目1-58 公式サイト | 宿泊/日帰り(6時間) |
日帰り・訪問の施設(11か所)
助産院が中心です。訪問(アウトリーチ)に来てくれるのはこのグループなので、家で受けたい方はここから選びます。
| 施設名・場所 | 使えるケア |
|---|---|
| あかつき助産院 富山市上赤江町2丁目3-5 080-4251-5252 公式サイト | 訪問 |
| かねこ助産院 富山市新川原町5-21 木町テラス1階 080-5335-4923 | 日帰り(4時間)/訪問 |
| かんすいこうえんレディースクリニック 富山市下新町18-3 076-431-0303 公式サイト | 日帰り(4時間・6時間) |
| きなり助産院 中新川郡立山町宮成18-2(富山市外の共同利用施設) 070-9020-0383 | 日帰り(4時間)/訪問 |
| すど助産所母乳育児相談室 富山市婦中町速星425-1 090-6163-3480 公式サイト | 訪問 |
| たんぽぽ助産院 富山市大泉東町1丁目2-19 076-422-3288 公式サイト | 日帰り(4時間) |
| つき助産院 富山市長江本町 080-8696-5193 | 訪問 |
| ゆうき助産院 富山市布目 090-3765-2792 | 訪問 |
| ナナサン助産院 富山市経堂新町 090-2832-0733 | 訪問 |
| プラット・フォーム助産院 上市町郷柿沢716(富山市外の共同利用施設) 090-7083-5292 | 日帰り(4時間)/訪問 |
| 寺井助産院 富山市呉羽町4220-1 090-8968-2643 | 訪問 |
デイケアを4時間だけ扱う施設、6時間だけの施設があります。「日帰り」とひとくくりにせず、上の表で時間を確認してください。
助産院のいくつかは、令和8年6月からデイケアの受け入れを始めたばかりです。予約状況は施設に直接聞くのが確実です。
お住まいの市区町村を選ぶだけで、産後ケアの自己負担額の目安がその場でわかります(全国47都道府県・東京都内の市区町村に対応)。
申し込みの流れ
富山市の申し込みは電子申請フォームからです。書類が届いてから、自分で施設に予約します。
スマホから申し込めます。
決定通知書・利用決定証明書、希望した方には訪問型の利用券が3枚届きます。
利用決定証明書が届くまで数日かかります。「明日使いたい」には間に合いません。早めに申請してください。
料金は施設へ直接支払います。

里帰り中なんだけど、どうすればいい?
里帰り中の利用や市外での利用は、申請の方法も金額も変わります。公式ページには「詳細は問い合わせ」とだけ書かれています。
里帰りの予定がある方は、帰る前に一度、市へ問い合わせておくと安心です。
よくある質問
- Q. 料金表が2つあるのはなぜですか?
-
A. 病院・助産院などの指定機関と、市が直接運営する産後ケア応援室(富山市まちなか総合ケアセンター内)で、料金の決め方が別だからです。指定機関はショートステイ1泊2日7,200円など、応援室は宿泊24時間8,200円・日帰り2,100〜5,600円になります。
- Q. 産後ケア応援室はいつまで使えますか?
-
A. 産後4か月までです。指定機関は赤ちゃんの1歳の誕生日の前日まで使えるので、長く使いたい方は指定機関のほうを軸にしてください。
- Q. 上の子を連れて行けますか?
-
A. 産後ケア応援室はきょうだいの利用ができません。指定機関では、吉本レディースクリニックと富山赤十字病院のデイケアだけ、未就園のきょうだいを連れて行けます(4時間+1,000円・6時間+1,500円)。
- Q. 非課税世帯だといくらになりますか?
-
A. 住民税非課税世帯・ひとり親世帯・生活保護世帯は自己負担額が減額されると公式ページに書かれていますが、減額後の金額は公表されていません。申請のときに市へ確認してください。
- Q. 何回まで使えますか?
-
A. ショートステイは1回あたり6泊まで、デイケアは週2日まで、訪問(アウトリーチ)は産婦1人あたり3回までです。
- Q. 訪問はどこに頼めますか?
-
A. 助産院が中心です。あかつき助産院・かねこ助産院・すど助産所・つき助産院・寺井助産院・ナナサン助産院・ゆうき助産院、市外のきなり助産院・プラット・フォーム助産院が対応しています。産後ケア応援室には訪問の設定がありません。
- Q. 申請してすぐ使えますか?
-
A. 使えません。利用決定証明書が届くまで数日かかり、それから施設に予約します。産後すぐに使いたい方は、早めに申請してください。
まとめ
富山市の産後ケアは、選択肢が多いぶん最初に迷いやすい制度です。
「4か月まででいいから、午前中だけ休みたい」なら応援室。「1歳まで、家にも来てほしい」なら指定機関。この線引きで考えると、すっきりします。
指定機関は1泊2日7,200円・日帰り3,000円・訪問1,000円 どの施設でも同じ
産後ケア応援室は別料金で、産後4か月まで 午前だけ2,100円という使い方ができる
きょうだい同伴は2つの医療機関のデイケアだけ +1,000〜1,500円

まずは訪問を1回1,000円で。家から出ずに、助産師さんに来てもらうところからで大丈夫です。
産後ケアの助成そのものをまず知りたい方は、自治体の産後ケア助成 完全ガイドもあわせてご覧ください。

