福智町の産後ケア助成ガイド|収入が減ったら区分を変えられる

去年と比べて世帯の収入がぐっと減りました。それでも去年の課税額で料金が決まってしまうんでしょうか。

福智町には、所得階層区分を変えてもらう申立ての制度があります。当てはまれば安いほうの区分で使えます。
結論からいうと、福智町の自己負担額は区分で決まります。区分A(町民税課税世帯)は産後ショートステイ5,000円、産後デイケア(1日利用)3,000円、産後アウトリーチ1,000円。区分B(町民税非課税世帯)と区分C(生活保護世帯)は、いずれも0円です。
区分Aでも、通算1回目から5回目までは「減免利用分」として安くなります。ショートステイ1,250円、デイケア750円、アウトリーチ300円です。
そして福智町にしかない仕組みが、所得階層区分の変更申立て。家庭環境が変わって前年より収入が著しく減った場合、区分を変えてもらえます。
町内には助産院笑望(福智町赤池243-8)があり、この地域では数少ない宿泊もできる助産院です。
お住まいの市区町村を選ぶだけで、産後ケアの自己負担額の目安がその場でわかります(全国47都道府県・東京都内の市区町村に対応)。
福智町の産後ケアの自己負担額
福智町の自己負担額は、世帯を区分A(町民税課税世帯)・区分B(町民税非課税世帯)・区分C(生活保護世帯)の3つに分けて決まります。区分BとCは0円。区分Aも、通算5回目までは「減免利用分」として安い金額になります。
| 利用タイプ | 自己負担のめやす | 加算・減免 | 利用できる回数 |
|---|---|---|---|
| 宿泊型 | 産後ショートステイ 5,000円(通算1〜5回目は1,250円、町民税非課税世帯・生活保護世帯は0円) | 多胎で生まれたお子さんの第2子以降は事業費に6,000円が加算されますが、加算分の自己負担は0円 | 原則7日以内(必要と認められた場合は必要最小限の範囲で延長あり) |
| 通所型(日帰り) | 産後デイケア(1日利用)3,000円(通算1〜5回目は750円、町民税非課税世帯・生活保護世帯は0円) | 母乳育児相談は全世帯0円で1回。多胎児加算はデイケア3,000円・母乳育児相談2,000円が事業費に加算されますが、加算分の自己負担は0円 | 1日利用の回数は要綱に記載なし(母乳育児相談は1回) |
| 訪問型 | 産後アウトリーチ 1,000円(通算1〜5回目は300円、町民税非課税世帯・生活保護世帯は0円) | 多胎で生まれたお子さんの第2子以降は事業費に3,000円が加算されますが、加算分の自己負担は0円 | 要綱に記載なし(要問い合わせ) |
(出典:福智町公式サイト「産後ケア事業」。最終確認日:2026年8月)
区分B(町民税非課税世帯)と区分C(生活保護世帯)は、宿泊・日帰り・訪問のいずれも0円です。区分A(課税世帯)も通算1回目から5回目までは減免利用分になり、ショートステイ1,250円、デイケア750円、アウトリーチ300円。6回目以降は5,000円・3,000円・1,000円に戻ります。申請のときに世帯全員の町民税の課税状況を証する書類(生活保護世帯はその証明書類)を添えて判定されます。
対象は福智町に住所がある、産後1年未満のお母さんと赤ちゃんです
「家族等から十分な家事・育児等の援助が受けられない方」であることが、まず条件。そのうえで、お母さんに体調不良または強い育児不安等がある方、その他特に支援が必要と町長が認めた方が対象です
医療行為が必要な方は除きます
サービスは4種類。産後ショートステイ、産後デイケア(1日利用)、母乳育児相談、産後アウトリーチです
ショートステイの利用日数は原則7日以内。ただし必要と認められた場合は、必要最小限の範囲で期間を延長できます
母乳育児相談は全世帯0円で1回。申請書は不要で、妊娠後期に「福智町母乳育児相談利用券」が交付されます
収入が急に減ったら、所得階層区分を変えられる
産後ケアの料金は、たいてい前年の課税状況で決まります。ところが、前年と今の暮らしがまるで違うということは起こります。福智町には、その場合に区分を変えてもらう仕組みがあります。
「産後ケア事業に係る所得階層区分変更申立書」を出すと、所得階層を変更してもらえます。対象になるのは次の家庭です。
生計の主宰者が亡くなった家庭
前年中に生活保護を受けた家庭
長期間の入院加療などで、生計の主宰者を失った家庭
婚姻等の解消による母子家庭・父子家庭
区分Aから区分Bに変われば、ショートステイ5,000円が0円になります。7日間泊まった場合の差は、35,000円です。当てはまる可能性がある方は、黙って区分Aで払う前に申し立ててください。

言い出しにくい話ですが、聞いてもらえるんでしょうか。

制度として用意されていて、申立書という様式まであります。町のほうから「この場合は変更できますよ」と決めてあるということなので、遠慮する必要はありません。
多胎の加算は、自己負担0円
福智町には多胎児加算もあります。多胎で生まれたお子さんの第2子以降について、事業費に加算される仕組みです。ポイントは、その加算分の自己負担がいずれも0円だということ。
| サービス | 第2子以降1人につき加算される事業費 | 利用者の自己負担 |
|---|---|---|
| 産後ショートステイ | 6,000円 | 0円 |
| 産後デイケア(1日利用) | 3,000円 | 0円 |
| 母乳育児相談 | 2,000円 | 0円 |
| 産後アウトリーチ | 3,000円 | 0円 |
双子でも三つ子でも、支払う金額は赤ちゃん1人のときと変わりません。人手が倍かかるケアを同じ金額で受けられるので、多胎の方こそ使ってほしい制度です。
支払いは、利用が終わってから委託事業者に直接です。食費・寝具・光熱水費・消毒・洗濯にあたらない経費は、実費で別に請求されます。キャンセル規定と産後ケアの交通費補助については、要綱に定めがありません。
福智町で使える産後ケア施設
福智町は実施施設の一覧を公表していません。町の公式ホームページには産後ケア事業の案内ページそのものがなく、要綱にも施設名は載っていません。
ただし、町内には助産院笑望(福智町赤池243-8)があります。ここは直方市・田川市・香春町・糸田町・添田町・小竹町・桂川町など近隣自治体の産後ケア実施施設としても一覧に載っている、この地域では数少ない宿泊まで対応する助産院です。福智町の委託先として使えるかどうかを含め、使える施設は町に確認してください。
お住まいの市区町村を選ぶだけで、産後ケアの自己負担額の目安がその場でわかります(全国47都道府県・東京都内の市区町村に対応)。
申し込みの流れ
使える施設が公表されていないため、まずここを聞くことになります。町内の助産院笑望を使えるかどうかも、あわせて聞いてしまうのが早いです。
世帯全員の町民税の課税状況を証する書類(生活保護世帯はその証明書類)を添えます。前年より収入が著しく減っている方は、ここで所得階層区分変更申立書も一緒に出してください。
承認されると通知書が届きます。ショートステイの7日で足りないときは、必要と認められれば延長できる規定があります。
区分Aは通算5回目まで、ショートステイ1,250円・デイケア750円・アウトリーチ300円。区分Bと区分Cは0円です。食費・寝具・光熱水費・消毒・洗濯にあたらない経費は、実費で別に請求されます。
こちらは申請書が不要です。妊娠後期に「福智町母乳育児相談利用券」が交付されるので、なくさないように保管してください。全世帯0円で1回です。
担当課名と電話番号は、公表されている資料に記載がありません。福智町役場の代表番号から取り次いでもらってください
前年より収入が著しく減った方は「所得階層区分変更申立書」を。生計の主宰者が亡くなった、前年中に生活保護を受けた、長期入院で主宰者を失った、婚姻等の解消で母子・父子家庭になった、のいずれかが対象です
実施施設の一覧・キャンセル規定・交通費補助は公表されていません。申請の相談とあわせて確認してください
金額の根拠は町例規集の「福智町産後ケア事業実施要綱」(平成28年4月14日要綱第6号)の別表第1・別表第2。令和8年4月1日施行の改正が反映された内容です
よくある質問
- Q. 福智町の産後ケアはいくらかかりますか?
-
A. 区分A(町民税課税世帯)は通算5回目までが産後ショートステイ1,250円、産後デイケア(1日利用)750円、産後アウトリーチ300円です。6回目以降は5,000円・3,000円・1,000円。区分B(非課税世帯)と区分C(生活保護世帯)はいずれも0円です。
- Q. 去年より収入が減りました。安くなりますか?
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A. 「産後ケア事業に係る所得階層区分変更申立書」を出すと所得階層を変更できます。対象は、生計の主宰者が亡くなった家庭、前年中に生活保護を受けた家庭、長期間の入院加療などで主宰者を失った家庭、婚姻等の解消による母子・父子家庭です。
- Q. 双子だと料金は上がりますか?
-
A. 上がりません。多胎で生まれたお子さんの第2子以降には事業費の加算がありますが、加算分の利用者自己負担はいずれも0円です。
- Q. 何日まで泊まれますか?
-
A. ショートステイは原則7日以内です。ただし必要と認められた場合は、必要最小限の範囲で期間を延長できます。
- Q. 母乳育児相談はどう申し込みますか?
-
A. 申請書は不要です。妊娠後期に「福智町母乳育児相談利用券」が交付されるので、それを使います。全世帯0円で1回です。
- Q. 使える施設はどこですか?
-
A. 実施施設の一覧は公表されていません。町内には助産院笑望(福智町赤池243-8)があり、近隣自治体の実施施設としても一覧に載っていますが、福智町の委託先かどうかを含めて町に確認してください。
- Q. 町の公式サイトに産後ケアのページが見つかりません。
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A. 福智町の公式ホームページには産後ケア事業の案内ページがありません。金額は町例規集の「福智町産後ケア事業実施要綱」の別表に載っています。事業そのものは実施されています。
まとめ
福智町の産後ケアは、今の暮らしに合わせて料金を見直してもらえる制度です。前年の課税額で機械的に決まりきらないところが、この町のいちばんの特徴です。
区分Aは通算5回目まで宿泊1,250円・日帰り750円・訪問300円 6回目からは5,000円・3,000円・1,000円。区分B(非課税)と区分C(生活保護)は0円です
収入が急に減ったら所得階層区分を変えられる 申立書を出せば安い区分で使えます。区分Aから区分Bに変われば宿泊が0円になります
多胎の加算分は自己負担0円 双子でも三つ子でも支払いは1人のときと同じ。町内には宿泊もできる助産院笑望があります

所得階層の変更まで用意している自治体は多くありません。事情が変わったのに去年の課税額で払うのは、もったいないです。当てはまりそうなら必ず申し立ててくださいね。
自分に合うケアのタイプがまだ決まっていない方は、産後ケア診断で30秒で確認できます。

